【体験談】クリニックへの転職ってどんな感じ?【看護師の転職】

転職

こんにちは!まいにちナース。管理人のあさりです。

病棟勤務をしていると体力の限界や人間関係に疲れてしまい、クリニックで働いてみたい…って思っちゃいますよね。はい、私がそうでした。

情報収集のための前残業(当時は1時間半前くらいに出勤してカルテと睨めっこ)

何十人もの入院患者さんの清潔介助(陰洗、おむつ交換、全身清拭エトセトラ…)

検温、検査の送り出し、食事介助

合間合間にナースコールの対応…

ドクターへの報告、指示確認、入院とったり、薬の指示確認

カルテの記載、サマリーの記載、委員会の会議に出席

毎日の業務に加えて、急変したらその対応…すごく大変ですよね。ドクターにも、家族にも、急いで連絡。(こういう時の連絡って頭真っ白になりますよね。何話したらいいんだっけ!?って)

先輩ナースたちの怒号のなか、何をしないといけないのか、自分はなんの役割をするのか。周りをみながら自分に出来ること探し。冷静な判断、臨機応変に対応すること、が求められます。オロオロなんてしてたら「どけ!」なんて先輩やドクターに怒られたりも…。急変のあった日は、状況が落ち着いても、心臓がずっとドキドキと落ち着かないまま退勤なんてことも。

いまこの記事を書きながら、当時を思い出しては心臓がソワっとします…。

看護師になったものの、こんな生活がずっと続くのかと思うと気持ちが途切れてしまいそうになりますよね。

あさり
あさり

もっとゆっくり働きたい!急変のないところで…!

はい、気持ちが途切れた結果、病棟を飛び出すことにしました。

訪問看護?クリニック?看護師の働くフィールドはたくさんあるはず!そう思って行き着いたのがクリニックでした。

クリニックってどんなところ?

皆さん、クリニックがどんなところかご存知でしょうか?

一般診療所
 医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所(歯科医業のみは除く。)であって、患者の収容施設を有しないもの又は患者19人以下の収容施設を有するものをいう。

引用:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/08/dl/02.pdf

看護学生の頃勉強しましたね。まあ、有床クリニックもあれば無床クリニックもあります。ここでは”無床クリニック”の話をしますね。

「かかりつけ医」なんてよく聞きますね。クリニックはまさに「かかりつけ医」です。

地域密着型で、外来診療がメインです。診療科によっては日帰り手術も行っています。診療時間が決まっており、昼休憩も施設によっては長いのも特徴です!(逆にいえば拘束時間が長いとも言いますが…)

あさり
あさり

私の感じたクリニックの特徴をまとめました。

こんな感じでしょうか。

地域密着型

困った時に最初に行くのがクリニックです。

風邪引いた時、花粉症、怪我した時、定期検査や人間ドック、喘息、予防接種…。どれも”かかりつけ医”で行うことが多いですよね。

総合病院の外来でも行えることが多いですが、より気軽に受診できるのがクリニックの特徴かと思います。

時に「それはうちの診療科ではないのでは…?」と思う症例もありますが、”困った時・何かあったときに頼れる場所”として、より地域の方の生活の近くにあるのが”クリニック”です。

慢性疾患の方は、定期的に受診します。何年も働いていると、スタッフの名前を覚えてくれる方もいます。病棟勤務の時は「看護師さん」なんて呼ばれていましたが、クリニックでは親しくなると「あさりさん」と名前で呼んでくれる人もいます(全員ではないですよ。患者さんによってです!)。

「今日は推しの映画を見に行くのよ!だから今日はオシャレしてきちゃった!」なんてお話ししてくれる人もいます。

そういう何気ない会話って、病棟の頃は味わえなかったものだと思います。

外来診療/日帰り手術

無床クリニックでは入院がないため、その日のうちに全ての検査・診察・手術が終了します。

もちろん、診療科によって、行うことは異なります。

私が働いている眼科では、患者さんの症状に応じて必要な検査を行ってから医師の診察となります。診察後、追加の検査が必要であればカルテが検査に戻ってくるので指示の検査を行います。

受付後に必要な検査を行うので、情報収集のための前残業もほとんどありません。

残業に関しては、その日によります。予約なしの飛び込みの患者さんが受診されると、残業になることもあります。夜勤帯への切り替えはないため、全員の診察が終了するまでは退勤できません。

また、施設にもよりますが、日帰り手術も行います。

白内障、眼瞼下垂がんけんかすい翼状片、よくじょうへん霰粒腫さんりゅうしゅ、硝子体(網膜疾患)、硝子体注射(抗VEGF阻害剤)、レーザー治療、鼻涙管の内視鏡検査・鼻涙管チューブの挿入、レーシック、ICL

硝子体手術は疾患により、大きな病院へ紹介して入院が必要な症例もあるので一概にはいえませんが、日帰り手術が行えるものがたくさんあります。院長や在籍している医師の専門分野もあるので、先ほどあげた全ての手術をひとつの施設で行うとは限りませんし、施設の設備上、出来るものと出来ないものもあるかと思います。

重症例は専門病院へ紹介

クリニックは専門性に特化しているものの、「検査設備が充実しているか」と問われると専門病院や大学病院に比べると、どうしても劣ります。

重症例や、クリニックでは必要な検査が行えない場合は、専門の病院や大きい病院へ紹介状を書きます。患者さんも「大きい病院(〇〇病院)へ紹介状を書いて欲しい」と依頼してくる方もいます。(最近は大学病院等は紹介状がないと料金が高くなってしまいましたね…)

一定規模以上の対象となる病院では、紹介状を持たずに外来受診した患者等から、一部負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金」を徴収することとしています。この制度について、令和4年10月より、対象病院を拡大するとともに、「特別の料金」の額を引き上げます。

引用:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26666.html

クリニックと大きな病院では連携が必要となっています。必要時(症状悪化等)には紹介し、定期検査はクリニックで行う、という方もいます。

重症例は大きい病院へ紹介しますが、一次処置は行う必要があるため、”全く来ない”というわけではありません。初動が大事なのはどの診療科でも同じかと思います。眼科でも緊急手術を行うことはあります。

「クリニックは重症者が来ないから楽なんでしょ?」なんて思っていると、イメージと違うかもしれません!

診療時間が決まっている

勤務時間が決まっているのは病棟だろうが、クリニックだろうが同じかと思います。

クリニックには診療時間が決まっています。

AM) 9:00〜13:00

PM) 15:00〜18:00

なんてよく見かけます。

診療時間はクリニックによるので一概にはいえませんが、午前診療と午後診療がはっきりと分かれているところが多い印象です。

病棟に比べて昼休憩がしっかりと取れて、長い、という特徴があるかと思います。ただ、これはメリットとデメリットになります…。つまり、拘束時間が長くなってしまう、ということです。

昼休憩を利用してプライベートの買い物に行く人もいれば、一旦帰宅する人もいます(私も梅雨の時期は洗濯物を取り込みに帰宅したりしていました)。仮眠を取ったり、ジムに筋トレに行く人、ゆっくりランチをとりにいく人もいます。

反対に、休憩時間は1時間でいいから、拘束時間は短い方がいい!という人は事前に休憩時間を調べておく必要がありますね。

退勤時間も大体同じくらいになりますが、予約なしで飛び込みでくる患者さんもいます。外来が全て終わるまで帰ることができないので、残業になることもあります。たくさん検査が必要な人や、診察時間が長くなってしまう人、どんな状態の人が来るか読めないのも外来ならでは、ですよね。

清潔介助が少ない

眼科に来る患者さんは自立している人が大半です。清潔介助はほとんどありません。

診療科(泌尿器科など)によっては清潔介助が必要になるところもあるかとは思いますが、診療科を選べば、清潔介助はしないで済む可能性があるかと思います。

「清潔介助に抵抗がある」、「もう陰洗ばかりしたくない!」という看護師さんにはオススメです。

ただ、車椅子で来院された方の介助や移乗の補助を行う、等は行います。患者さんに全く触れない、というわけではありませんのでご注意を!

まとめ

私も病棟・訪問看護と経験し、クリニックにやってきました。

特に”眼科”というのは看護師の皆さんには馴染みがない分野かと思います。

コンタクトレンズの処方や、花粉症、結膜炎など、患者としてお世話になることはあっても、看護学生の頃って”眼科”の授業って数時間しかなかったように思います(私の記憶違いでなければ…)。

そんな中、眼科で働こうと決心するまでにも、色々と考えることはありましたが「やってみないとわかんないよね!」と飛び込んでみました!笑

学生の頃に関わりが薄く、働き始めてから学ぶことが多くあります。解剖生理、疾患、治療薬、手術介助、術前・術後の管理…専門性に富んでいるため、突き詰めようと思うとキリがありませんし、9年働いていてもまだまだ知識不足を感じることがあります。

専門性に特化した看護を行いたい人

身体的負担の少ない職場で働きたい人

ライフワークバランスを整えたい人

そんな方は”クリニック”という働き方を検討してみてはいかがでしょうか!

「まいにちナース。」は、これからも皆さんのリアルな毎日を応援しています。

無理せず、自分のペースで歩んでいきましょうね!

※この記事は筆者の体験に基づいたものであり、すべてのクリニックに当てはまるわけではありません

コメント

タイトルとURLをコピーしました