「眼科クリニックって、ぶっちゃけ楽なの?」 「夜勤がない分、1日の流れや忙しさが想像できなくて不安…」
あなたは今、そんな風に思っていませんか?
こんにちは!「まいにちナース。」管理人のあさりです!
現役ナース(眼科クリニック9年目)のある日の1日の流れを本音を交えてお話しします!
ある程度はルーティンとなっていますが、来院される患者さんによって仕事内容は変わってきますし、手術日かどうか、でも変わってきます。
両パターンで説明しますね!
手術のない1日(外来のみ)
- 午前9:00 診療準備開始
▫️検査機器の電源立ち上げ
▫️機器の消毒用アルコール綿補充
▫️予約患者さんの確認
9:30 診療開始
▫️検査
▫️診療補助(診察時に必要な器具の準備等)
▫️術前検査のオリエンテーション
▫️採血
▫️点滴
(12時くらいからお腹が空いてくるので、裏に行ってお菓子つまんだりしています…笑)
(でも太っちゃうので最近はプロテインに変えたり工夫しています!笑)
13:00 午前診療終了
〜お昼休憩〜
(ランチに出たり、一時帰宅する人もいますよ〜!お弁当持参する人も◎)
14:30 午後の診療開始
▫️内容は午前と同様
▫️手術室・検査での必要物品の発注
18:00 診察終了
▫️院内の清掃
▫️ゴミ出し
▫️検査機器の電源OFF
18:30 帰宅
こんな感じです。
以前「眼科看護師の仕事内容ってなに?」でご紹介した内容ではありますが、午前・午後ともに外来患者さんの対応がメインとなります。
診療時間内はひたすら、外来に来られた患者さんの対応です。
患者さんとお話しする時間はありますが、正直言って、結構忙しいです。かなり外来が混み合う時間帯もあります。午前中に大体50〜70名ほど来院されます。
「なんでこんなに来るの?」って思う時もあります…。そして、ひたすた喋ります。
1人で黙々と作業を行う…なんて時間はほとんどありません。
外来患者さんの対応をしながら、医師から追加検査の指示が出たり、採血指示、点滴の指示も受けます。
正直、「もう誰も来ないで…。」なんて思ってしまうことも多々あります(笑)
(患者さんが来ないとお給料貰えなくなってしまうので、本当に来なくなったら困るんですけどね!笑)

眼科のクリニックってのんびり働けそう!急変の対応とかもないし、楽そう!

いやいや!確かに急変は少ないけど、基本は立ち仕事で院内をずっと動き回っているよ!
受付後の患者さんの誘導から始まり、検査のご案内、検査中は基本立ったまま行います。検査後はカルテを持って診察室まで届け、次の患者さんの対応に移ります。
外来に患者さんがいる限り、この流れの繰り返しです。
- 問診:
受付で患者さんが伝えた内容の確認
(症状・いつから・部位・他の関連症状の確認)
検査:
▫️視力検査
▫️眼圧測定
▫️眼底検査(眼底カメラ)
▫️視野検査
▫️コンタクトレンズ処方箋データの記載
▫️眼鏡処方箋のデータ記載
など
(定期検査の場合は、前回の診察時に次回指示のオーダーが出ているので、指示通りの検査をします。新規の方は問診で確認した症状に応じて検査を行います)
コンタクトレンズや眼鏡の処方箋希望の方には度数の調整を行います
(この検査の時がすっごい喋ります!!たまに喋りすぎて咽せます笑)
カルテへデータの入力:
検査結果(視力など)をカルテへ記載
コンタクトレンズや眼鏡処方箋の数値の入力も行います
カルテを診察室へ届ける:
検査終了したカルテを診察室に届け、順番に診察をします
(必要時)追加検査:
診察した上で他に必要な検査があれば、追加検査の指示が出ます
カルテへデータの入力:
追加検査分のデータを入力します
カルテを診察室に届ける:
追加検査後に再度診察になるのでカルテを届けます
1人の患者さんに対してこのような流れになります。
カルテを診察室へ届けたら次の患者さんへ、この繰り返しです。
患者さんは次から次へとやってきます。午前の診療時間内に患者さんの診察が終わらなければ休憩には入れません…。
時間内に終わるようにスタッフがスピーディに動きます!

皆さん休憩時間はしっかり欲しいですよね?誰か1人でもサボったら…。
みんなの休憩時間が減ってしましますし、午後だったら帰る時間が遅くなります。外来が終われば定時で帰れるので、午後の士気の高さは異様です(笑)
スタッフ間でそれぞれの得意な検査や患者対応の連携を取ります。
スピーディに、回転率が上がるように工夫をしています。
手術日の1日(外来と手術室)
- 午前中9:00 :診療準備開始
9:30 :診療開始
▫️検査・診療補助・術前検査のオリエンテーション
▫️手術室の準備・物品の展開
▫️手術室の準備が終わったら外来の検査に戻る
(清潔操作に関しては急いでいても決して手は抜けません!不潔にならないように注意して行います)
13:00 :お昼休憩
14:30 :手術患者さんの来院
14:30〜:患者さんへ手術の準備(散瞳剤などの点眼)
15:00〜:手術開始
▫️手術の介助(機械出し・外回り)
▫️手術前後の患者さんへの説明
▫️患者さんの誘導
17:30〜片付け
▫️手術室の清掃
▫️手術で使用した器機の洗浄
▫️手術後のカルテの確認(手術データのかくにん)
▫️使用した物品の補充
18:00 勤務終了
こんな感じです。
私の働いているクリニックは午後が手術となりますので、午前中は検査や準備がメインです。
手術の準備が終われば外来検査に戻りますし、看護師とORT(視能訓練士)さんと連携して午前業務を行います。

手術室の準備が終わっても、午前外来が終われなければお昼休憩に入れないですからね。
午後からの手術ですが、開始時刻は若干変動します。
入院患者さんであれば前日には入院してくることがほとんどだと思います。なので、オペ出しの時間が正確に決まっていますよね。
その時間に合わせて、逆算して準備をしていました。(当時はオペ出しが少しでも遅れるとオペ看にすごい怒られました…そして病棟に戻って師長にも怒られる…)
外来での日帰り手術ではそうはいきません…。
患者さんの来院時間が遅くなってしまうことがありますし、緊張からトイレから全然出てこない…!(点眼全然終わってないよ〜!)なんてこともあります。
手術室に入る1分前に「またトイレに行きたいんだけど…」と言われることもあります。(もっと早く言ってよ〜もうガウン着てるのに〜!って心の中で叫んでます笑)
手術が患者さんのトイレ待ち…よくあります(笑)
1日の手術の件数は、手術の内容によって異なります。
私の働いているクリニックでは、手術の内容(白内障、眼瞼、硝子体、鼻涙管など)によって手術日を変えています。
「白内障の日」「眼瞼の日」「鼻涙管の日」と分けています。
まとめ
なんとなくイメージは出来ましたか?
クリニックでは日々のルーティンがあります。もちろん、来院される患者さんの症状は人それぞれですので、検査内容や必要な処置は変わってきますが、大きな流れは変わりません。
手術が”ある”か”ない”かでも大きく変わると思います。
ただ、手術の有無に関わらず、共通している部分としては
「スピード感」
「効率よく回転率を上げる」
ことが重要になります。
私の働いているクリニックでは、1日に平均して120名ほど来院されるので、のんびりゆっくりしていたら終わりません。

私たちスタッフの休憩時間ももちろんですが、患者さんの待ち時間もどんどん伸びてしまうのです…!
そして待ち時間の延長はクレーム(お叱り)にも繋がります。
検査を手早く正確に行う、
問診で正しい情報を得る、
患者さんの主訴を把握する
全て重要な仕事内容になります。
問診でしっかりと主訴を聞き取り、必要な検査を行うことで、患者さんも、追加検査で何度も診察室と検査室を往復しなくて済みますよね。
検査も手間取ってしまうと、患者さんは疲れてしまいますし、スタッフに対して不信感も持ってしまいます。
スムーズな検査・診察を行うことで患者さんもストレスなく診療を受けられます。
回転率がいいと、時間内に診療が終了し、スタッフもしっかり休憩が取れます。
「眼科ってのんびりしてそう〜」って思って転職した私ですが、想像と違って結構忙しい診療科なんだと感じています。
ルーティンワークが好きな方
テキパキ働くのが好きな方
眼科が向いているのではないでしょうか。
眼科に興味がある方・クリニックに興味がある方!
眼科クリニックも選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか?
もし、あなたが『今の働き方を変えたい』と思っているなら、ぜひ一度クリニックを覗いてみてくださいね。
次回は、私が今の職場をどうやって見つけたかをお話しします!
看護師の道は一つじゃありません。あなたがもっと笑って働ける場所が、きっとどこかにありますよ。一緒に探していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
※この記事は筆者の体験に基づいたものであり、すべての施設に当てはまるわけではありません。



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