新人看護師が怖い先輩と距離を縮めたきっかけ|人間関係に悩んだ体験談

ナースの日常

新人看護師の皆さん。

4月の入職後から、忙しい毎日を過ごしているかと思います。

仕事に慣れてきた頃、

今度は「先輩との関係」に悩む時期がやってきます。

最初は優しかった先輩、

最初からそっけない先輩、

どんな先輩がいますか?

新人看護師の人間関係がつらい…「先輩が怖い・苦手」と感じる理由

最初から少し、突き放したような

「新人苦手です」

という雰囲気の先輩が1人いました。

新人相手にもハッキリと

新人と組みたくない

と言われたこともありました。

そんなことを言われた時は「そりゃそうだよな」と思う反面、

「そんなこと言われたって、あなたにだって新人だった頃があるでしょ……」

と思っていました。

プリセプターが休みの日は、その先輩についてもらうことが多かったのですが、

「見守る」と言うよりも「監視する」ような見方をされていた気がします。

物品の置き場一つとっても「本当にそれ、そこに置いていいの?」なんて後ろから呟かれると

もう、何が正解でどこが間違っているのか分からなくなりました。

新人看護師が悩む「怖い先輩」との関わり方|私が変えた行動

そんな先輩との距離が少しだけ変わった出来事があります。

大きな事件や、出来事ではありません。

とてもシンプルな方法です。

「質問をする」

「積極的に声をかける」

でした。

最初はいつも怒られていたので、ビクビクしながら質問をしに行っていました。

同じことをしてもプリセプターには注意されないのに、その先輩には注意されるのですから、

その先輩がどうして欲しいかを知るにはその先輩に聞くしかない、と思ったのです。

「すみません。今、質問してもいいでしょうか…?」

そんな声掛けから始まりました。

最初はそれこそ

「指導者に聞きなよ」

と、つっけんどんな対応をされていました。

冷たくされるたびに、心折れそうになりましたが、

「頼られて嫌な人は、いないはず」

「嫌われているなら、もう気にせず接しよう」

そんな気持ちを胸に、ひたすら質問をしに先輩の元に通いました。

正直、怒られるのも、常に監視されているのも嫌でした。

できれば、関わりたくない、とすら思っていました。

ですが、先輩である以上、関わらないなんてできません。

自分より知識も技術もある人を敵に回すのも、どう考えても、いい選択ではないでしょう。

だったら、この先輩を味方につけた方がいい。

そんなふうに考えていました。

時には参考書を持って、

時には自分で作った資料を持って。

後半はもうヤケになっていたようにも思います。

「絶対にこの先輩に認めさせたい」

そんな感情が生まれていました。

新人看護師が怖い先輩に質問し続けた結果、少しずつ関係が変わった話

ひたすら先輩に質問をし始めて約3ヶ月ほど経った頃からでしょうか。

徐々に先輩の態度が変わってきたように感じました。

会話の中で少し、笑うようになったのです。

最初に先輩が私との会話で笑ったのを見た時は、逆に緊張した記憶があります。

「え?先輩が笑ってる…!」

と、ドキドキしてしまいました。

その後は、会話にも少し余裕が出てきたように思います。

そして、いつも通り先輩に質問に行った時。

ついに先輩から

「そのこと調べたいならいい本知ってるから、今度貸してあげるよ。」

と、先輩から本を借りる約束までできたのです。

この日は今でもはっきり覚えているくらい嬉しかったです。

ちょっとだけ、認められたような気持ちになりました。

新人教育をする立場になって分かった「先輩側の葛藤」

今になって思えば、確かに新人教育というものはとても難しいものだとわかりました。

伝えたいことと、伝え方。

どこまで指導をするべきか、自分で気づいて欲しいこともあります。

プリセプターがいるのならば、下手に自分が指導をしない方がいいのではないか、という葛藤もあります。

私自身も新人教育を行う立場にはありますが、

常に「私の知識は正しいのか?」「この言い方は正しいか?」と不安に思いながら指導をしています。

看護とは別の責任が生じるのが怖いと感じます。

特に、1年目に得た知識や技術というのはずっと続きます。

私自身、今は病棟勤務ではないですが、1年目に得た知識や技術が身についたままです。

先輩も1人の人間です。

こちらが諦めてしまえば、そのまま関係が途絶えてしまいます。

どんなに頑張っても、報われないことはあります。

先輩の機嫌をコントロールするなんて、できるわけがありません。

それでも、「自分の接し方」は変えることができるものです。

冷たくされたら、心を閉ざしてしまいたくなる気持ちはわかります。懲りずに声を掛けに行くなんて恐怖でしかありませんでした。

でも、少しの「歩み寄る勇気」が、技術を磨くのと同じくらい、看護師として大切なスキルだと学んだ出来事でした。

冷たい先輩でも、冷たい患者さんでも、「歩み寄る勇気」があれば少し、柔らかくなるかもしれません。

新人看護師の人間関係に正解はない|それでも伝えたいこと

人間関係に正解はありません。

今回、私は「質問しに行く」という方法を取りましたが、どの先輩にも通用するとは思いませんし、

絶対に成功しますよ!とまでは言えません。

でも、関わらないわけにはいかないからこそ、相手を敵にするよりも、味方になれるように割り切って飛び込んでみてはどうでしょうか。

3ヶ月後、あなたの心に少しでも余裕が生まれることを、応援しています。

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