こんにちは!「まいにちナース。」管理人のあさりです。
気づいたら看護師になって13年目を迎えてしまいました…。「13年」と聞くと自分でもすごく長く感じます。
新人看護師の頃は「私に看護師なんて絶対向いてないよ…。もう辞めたい…。」と弱音を吐きながら、朝を迎える日々でした。
今も、私と同じように朝が来るのが辛く、「仕事に行きたくない」と思いながら働いている看護師の皆さんがいるかと思います。
「私って看護師に向いていないんじゃないかな…」と悩んでいる方もいると思います。
13年働いていてもそう感じる日はあります。特に新人と言われていた時期はその思いが顕著でした。
当時働いていた病院は3交代制でした。
日勤は8:30始業でしたが、部屋持ち患者さんの情報収集のため、7:30には病棟にいるのが新人の常識でした。
また、退勤も定時で上がれる訳がありません。
”新人は業務が終わってから電子カルテ入力や雑務をこなす”
”先輩看護師の仕事が残っていたら手伝う”
”先輩看護師が退勤する前に帰ってはいけない”
という風潮でした。
先輩が残っている時に「お先に失礼します。」なんて言ったら、「本当に終わったの?」という強い視線とお言葉が返ってきました…。
中には「もう帰りな〜」と定時で声を掛けてくれる優しい先輩もいましたが、毎日その先輩がいるわけではないのです…。
今思うと、よくそんな働き方が出来ていたな…と感じることばかりです…。定時で帰りたいです…笑。
そんな先輩たちに囲まれて、慣れない業務、患者さんへの対応、研修の症例まとめ
新人の頃は本当に大変でした。「”目の回るような日々”とはこのことか…」と実感しました。新人看護師の皆さんも今が大変な時期なのでしょう。
病棟で同期と顔を合わせるたびに出てくるのは「もう辞めたいよね…。」「いつ辞める?」「疲れた…。」そんなセリフばかりでした。
新人看護師さんも、中堅看護師さんも、「病棟辞めたい」と思う瞬間は必ずあるでしょう。
私も毎日のように「辞めたい」「看護とかもうどうでもいい」「なんでこんなことしなきゃなんないんだろう」なんて思っていました。
「看護師って一体なんの仕事なの?」
「辞めたい」と思って他業種の友人と話したり、先輩や師長に相談しても、親族に話しても、揃って言われるのは「3年は頑張りなよ」「まだ新人なんだから大変なのは当たり前でしょ」なんて同じようなことばかり…。
同期と仕事終わりに行く食事で先輩の愚痴、仕事の愚痴、カラオケでのストレス発散、給料日後に行く買い物での散財…
それらがストレス発散であり、仕事を続けるためのモチベーションを保つ方法でした。
仕事がキツくなるほどに同期との絆は深まったように感じます。すぐに辞めなかったのは同期の存在があったからこそです。
では、そんな同期の存在があったにも関わらず、私が「病棟を辞めよう」と決断に至った理由ですが…
大きく分けて4つあります。
夜勤を続けることがしんどくなった
これは多くの人が経験するかと思いますが、夜勤が始まると生活リズムが崩れますよね。
生理周期が乱れ、肌荒れもします…。夜勤に慣れてくると夜に眠れなくなり始め、入眠剤に頼るようになりました。
それでも「看護師だから仕方ない」と思っていました。
看護師だから夜勤があるのは当たり前
患者さんの安全のためには当たり前
身を粉にして働く、命を削っている
そんな表現もありますが、まさにその通りだなと。
時には夜勤前に点滴をして出勤なんてこともありました。
今となってはそんな状態の人に看護してもらう方が怖い状況だなと思いますが、当時は先輩に「夜勤代わってください」なんて言える状況ではありませんでした…。
そんな状況が続く中「こんな生活がこの先ずっと続くんだ…」と考えた時、「もう夜勤は無理だ…」と思ったのです。
看護サマリーを書くのが嫌だった
そんなことで?と思うかもしれません。
私もそう思います。
文章を読むのも、書くのも嫌いではありません(今もブログ書いてますし笑)。
ただ、看護サマリー(看護情報提供書)はそういった文章ではないですし、転院先や退院先の方に分かりやすく正確な情報でなければなりません。
サマリーを書いた後には主任看護師に添削をしてもらい、OKが出たら師長に最終チェックをしてもらうという流れでした。
これが大変なのは、主任とシフトがなかなか合わないという点でもあります。
転院日が決まるとそれまでに書類を作成し、添削をしてもらい、修正してOKをもらわなければいけないのですが、勤務時間内にサマリーを記載する時間はありませんでした。
必然的に勤務後に行います。
添削も1回の修正で終わればいいのですが、2回、3回と赤ペンをもらうこともありました…(1回で全部言ってよ…と何度も心の中で訴えてました笑)
特に文体は添削をしてくれる主任の好みも反映されてしまいました。ある程度の文節を繋げるのが好みの人もいれば、細かく区切るのが好みの人もいました。
「もう全部主任が書けばいいじゃん」なんて同期と愚痴をこぼしていました笑
人間関係がしんどかった
これも多くの人が経験する部分だと思います。
男性看護師も増えてきていますが、いまだに女性看護師の方が多いのが現状かと思います。
女性が多いからなのか、職業柄なのか、女性看護師って気の強い人が多い気がしませんか?
病棟内に看護師同士の派閥(グループ?)があったり、主任や師長などの役職ではないのに、なぜか権力がある人がいたり…(医師からも恐れられている御局様がいました…)。
どの先輩と仲良くなるかによって病棟内での立ち位置も変わってきました。
プリセプター制度の病院でしたので、このプリセプターがどういう立ち位置の人なのか、どんな看護観の人なのかによっても色々と変わってきました。
色んな先輩から指導をされると「この前聞いた内容と違うな…」ということが起こりますが、プリセプターがいるとその点は統一されていいと思います。ただ、相性が悪い・合わない先輩だと大変ですよね。これはお互いに大変です。
私の場合、プリセプターの方とは問題なかったんですが、師長さんと合いませんでした……。

最初は「師長さんが言うならそうなんだろうな」と思っていました。
一緒に働く時間が長くなるにつれて違和感は積もっていき、
ある日「この師長さんの元で働き続けるのはもう無理!」と意識してからは毎日が苦痛になってしまったのです。
看護師になりたかったわけじゃない
何言ってるの?という感じですよね。
以前の記事で「看護師への憧れ」に関して書いたことがあります。
もちろん、看護師に対して”憧れ”がなかったかと言われると微妙なところですが…。
小さい頃からずっとなりたかった仕事、と言うわけではありませんでした。
受験の時にたまたま受けていた学校の一つが”看護学校”で、第一希望ではなかったのです。
第一希望の大学は私立だったこともあり、家庭の事情で進学することが叶わず、家族の勧めで看護学校に行くことになりました。
専門学校だったので夢や希望を持って進学してくる人が多く、私のような「成り行きで進学」してきた人は1人か2人程度でした。
看護学生の頃に「看護とは何か」「看護観とは何か」問われることが多くありました。特に実習は、実際の患者さんと接します。その時間を経験することで「看護師とは何か」「患者さんにとってどのような存在なのか」考える時間となったかと思います。
看護師になった後も「看護師なんだから」と、看護師としての仕事に誇りを持ちつつ、心の奥ではどこかで「看護師になりたかったわけじゃない」と考えてしまう瞬間が出てきてしまうのです。こんなこと考えてしまうのは私だけ?と何度考えたことでしょうか…。
誰かのせいにしたいわけではないのに、嫌なことがあるとそんな考えになってしまう自分自身に嫌気がさしてしまうんですよね。
環境が変われば”看護師の自分”も好きになれるのではないかと思うようになり”病棟以外”を考えるようになりました。
まとめ
仕事を辞める理由がひとつだけ、と言うことは少ないかと思います。
色々な要因が重なることで決断をするのだと思います。
他の人から見たら「くだらない」と感じるような理由でも、本人にとって重要な理由となるものもありますよね。
私にとって大きな理由になったのが今回挙げた4つです。その中でも、最後に挙げた「看護師になりたかったわけじゃない」と言うのが最も大きな理由でした。
「看護師になりたかったわけじゃないのに、なんでこんな辛い思いしないといけないんだろう」
「自分の命削ってまで看護師の仕事したくない」
その思いが根底にあるので
”夜勤をしたくない”
”自分の時間を大切にしたい”
と言う思いを重要視して転職をすることにしました。
転職をしたからといって、必ずしも理想の職場に出会えるわけではないです。
それでも、今の自分を大切にして、働き方を変えるという選択肢があることも事実だと思います。
気軽に転職をしてしまうと何度も転職を繰り返す、ということになる可能性もあります。

やりたい仕事を探す、やりたくない仕事を避ける、皆さんはどちらを優先しますか?看護師という職種はいろんな場所で働くことができます。どんな仕事なら好きになれるのか、適正があるのか。
私も今はクリニックで働いていますが、また違う職種や職場に、次の看護に向かうかもしれません。
正解がないものなので、「行動していいのかわからない」「勇気が出ない」ということがありますよね。私も”理想の自分”に向かっていこうと思います。皆さんも一緒に”理想の自分”に向かっていきませんか?
こちらの記事では、私が転職したことで分かったメリットと正直しんどいな…っていうデメリットをまとめています。よかったら参考にしてください。
「まいにちナース。」は、これからも皆さんのリアルな毎日を応援しています。
無理せず、自分のペースで歩んでいきましょうね!

最後まで読んでいただきありがとうございます!
※この記事は筆者の体験に基づいたものであり、すべての施設に当てはまるわけではありません。



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