辞めたいと思いながら看護師を続けてきた私が、転職を考えるようになった理由

ナースの本音

辞めたい、と思いながら

それでも看護師を続けてきた。

そう話すと

「なぜ辞めなかったの?」と聞かれることがある。

辞めなかった理由は一つではない。

生活のことやプライド、環境を変える勇気がなかったのも事実だ。

それに正直、

「辞める」と決断するほど、大きなきっかけがあったわけではなかった。

辞めたい=仕事が嫌、ではなかった

忙しい日も、理不尽だと思う瞬間もあった。

それでも、患者さんとの会話に救われる日もあったのだ。

「向いてない」と言い切れるほど看護師の私が嫌いにもなれなかった。

ただ、少しずつ積もっていく違和感は消せなかった。

「この働き方をあと何年続けるんだろう」

置いていかれるは嫌だ、だけどもう進みたくもない。

辞めたい、と言うよりも

『立ち止まりたい』、

『休みたい』

という気持ちに近かったと思う。

「続ける」か「辞める」か、しかないと思っていた

病棟で勤務していた当時の私は、

選択肢は2つしかないと思っていた。

続けるか、

全て投げ出して辞めるか。

でも、どちらも選べなかった。

続けるには、心が追いつかない。

辞めるには、勇気が足りない。

その間で、ずっと立ち尽くしていた。

転職は「逃げ」だと思っていた

転職という言葉は、

頭の中に何度も浮かんでは消えていた。

でも、同時に

「今より楽な職場を探すだけなんじゃないか」

「逃げたと思われるんじゃないか」

そんな気持ちも強かった。

だから、

誰にも相談せず、

具体的に調べることもしなかった。

転職=辞める決断、ではなかった

転職を考えるようになったきっかけは、

とても小さなものだった。

同僚が何気なく言った

「他の病院って、もっと違うよ」という一言。

その時、初めて

今の職場しか知らないまま、

辞めるかどうか悩んでいる自分に気がついた。

辞める前に

「知る」ことが必要なんじゃないか。

そう思って、初めて転職サイトを開いた。

すぐに転職するつもりはなかった

私は「今すぐ辞めよう」と思っていたわけじゃない。

実際にやったことは

「どんな職場があるのかを見る」

「条件や働き方を眺める」

「今の職場と比べてみる」

それだけだった。

その中で、看護師専門の転職サービスを使って情報収集した。

転職サービスは、「今すぐ転職しなきゃいけない人」だけでなく、

迷っている段階でも利用できた。

求人を見ているだけで、

少し視野が広がった気がした。

「私でも働ける場所がこんなにあるんだ」と

少し、息が楽になった気がした。

【実際に転職サイトに登録した時のことはこちらでまとめています。】

転職を考えたことで、気持ちが整理された

不思議なことに、

転職サイトを見たからといって

すぐに辞めたくなったわけじゃない。

むしろ、逆だった。

「何が辛かったのか」

「どんな働き方が合わないのか」

「何を大事にしたいのか」

少しずつ、言葉にできるようになった。

自分の立ち位置が、なんとなく見えてきた気がした。

転職は、

環境を変えるためだけのものじゃなく、

自分の気持ちを整理する時間でもあった。

辞めるかどうかは、後で決めればいい

今でも私は、

「転職すべき」「辞めるべき」だとは思っていない。

ただ、辞めたい気持ちを抱えたまま働くのは

想像以上に苦しい。

だからもし、

同じように迷っている人がいたら

「辞めると決めなくていい」

「続けると決めなくていい」

「ただ、選択肢を知るだけでいい」

そう、伝えたい。

転職を考えることは、弱さじゃない。

立ち止まって、

自分の人生を考える時間だと思う。

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